たばやんのブログ

鹿児島県の鹿屋市で宅建業を営んでいる者です。 日々の徒然に感じたことなどを書き連ねていきたいと思います。

カテゴリ: 勉強

一ヶ月以上空けての更新となってしまいました。一度サボり癖が付いてしまうといけませんね。

本当は続きとして、試験本番の実況報告をするつもりだったのですが、1ヶ月以上空いてしまったため、早くも自分の中で臨場感が薄れてしまいました。
だから、駆け足の締めとなってしまいましたが、昨日の合格発表について書くことで、このテーマの記事を終えたいと思います。

さて、その合格発表日の6月28日。
朝10時に国交省のホームページで合格者が発表されました。
自分としては、この1ヶ月半、その合否についてびくびくしながらその審判の日を待ち受けていましたので、ホームページをクリックする手が震えっぱなしでした。試験の感触としては、良くて5割ぐらいだろうと悲観的で、あとはヤマカンで答えた設問がどれだけ正答するかにかかっていたのです。そんな状態だったため、試験後の自己採点も、とてもではないが怖くてできませんでした。

しかし、あったのです。自分の受験番号が。

その場で思わずガッツポーズをしてしまいました。そして少し冷静になったところで、2度3度と確認をしました。

確かに自分の受験番号です。

今度は一気に脱力しました。これで失敗したら、もう鑑定士試験の勉強を諦めるつもりだったからです。これで何とか首の皮一つ繋がったという心地でした。

何はともあれ、これは第一関門を通過したに過ぎません。
来年受験予定の論文式試験に向けて、早速本格始動しようと思います。(S) 
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博多駅に降り立った自分は、まっすぐホテルへ向かいました。

予約していたのは、博多口から徒歩1分のカプセルホテル「ホテルキャビナス福岡」 。
このカプセルホテルという形態の宿泊施設を利用するのは、実は今回が初めてです。
いつもはかなり早い時期にホテルの予約を行うため、割とどのホテルも容易に予約が取れていました。
しかし今年は、5月に入るまで予約を取るのを忘れていました。
慌ててじゃらんで検索したときには既に時遅し、博多駅周辺の一般のビジネスホテルはどこも予約が取れなくなっていました。

そのような中で今回利用するホテルが、駅から近く格安で尚かつ空室有りだったことから、不安ながらも予約を取ったのです。

そしていざホテルのフロントに足を踏み入れると、まず入り口で靴を脱ぐという時点で軽くテンパってしまいました。
チェックインのカウンターでホテルの説明を話半分で聞き、ロッカーの鍵を受け取って、7階の個室へ向かいました。

覚悟はしていましたが、そこは個室というよりはむしろ病室のような雰囲気でした。
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廊下とはアコーディオンカーテンで区切られているだけの1.5畳ほどの狭い空間。
外からは絶えず他の宿泊客の声が聞こえてくる。
ベッドは無機質な四角いスペースで、二段の内上の部分をあてがわれていた。
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もっとも今回は個室カプセルを利用しているために、まだ気は楽なのかもしれません。
コインランドリーのようにずらりとベッドが並ぶ連結カプセルだったら、ちょっと今の自分には耐えられなかったかもしれません。

このように就寝エリアの快適性には少々難があるというものの、共同浴場に関しては、11階の展望大浴場が素晴らしかったです。何よりゆったりと足を伸ばせたのがよかったです。

そして夕食は、10階にあるレストランで。
客層がビジネスマンの男性だからか、アルコールやつまみ類がメインっぽかったけれど、定食も何種類か用意されていました。自分は、豚しょうが焼き定食を注文。

夜は、ベッドにごろごろしながらテキストを読み、眠気が訪れるのを待ち設けていました。(S) 
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試験前日に鹿屋を出発しました。

交通手段は、鹿屋から垂水港まではバス、垂水港からフェリーで鴨池港まで、鴨池港から市内バスで鹿児島中央駅まで行き、鹿児島中央駅から九州新幹線で博多まで行くという、乗り換えに次ぐ乗り換え。

今回は初めて、インターネットで新幹線の切符を往復で予約しました。JR九州のインターネット列車予約を利用すると、3日前までの予約で、鹿児島中央-博多が片道1,500円もお得になるということを知ったからです。
クレジットカード登録が必要だったり、現地での切符受け取りがスムーズにいくか分からなかったりと、若干不安がありました。そこで、新幹線の発車時刻よりも1時間以上早く鹿児島中央駅に着くように、鹿屋を出発したのです。
しかし、駅の自動切符発券所による手続きは、予想以上にあっさりと済みました。おかげで駅のベンチでかなり長く待たされることになったのです。

行政法規のテキストを読んでいる内に新幹線の乗車時刻を迎え、あとは1時間30分の新幹線の旅となりました。
窓の外を流れゆく景色をぼんやりと眺めながら、
「殆どの景色がトンネルの中だなあ」という、割とどうでもいいことを考えていました。(S)
 
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不動産鑑定士の試験はマークシート式五択試験である短答式試験と、短答式試験を合格した者が受験する最終選抜である論文式試験の二段階の試験です。

試験科目は、短答式試験については、不動産の鑑定評価に関する理論と、不動産に関する行政法規の二科目について行われます。
鑑定評価理論は、不動産鑑定評価基準に関する理解や運用方法について問われます。試験制度が現行のものになった当初は、基準を暗記していれば割と楽に点数が取れたのですが、最近は実務に絡めた設問が増えてきており、かなり難化しています。

一方、行政法規は、都市計画法や建築基準法などの不動産関連法令から、所得税、法人税、固定資産税などの、やはり不動産に関わる税法まで、広く法律の知識を問われます。
こちらも、直近のものに近づくほど、難化が進んでいるように思われます。

この2科目の試験を、一日の試験日で午前午後それぞれ2時間ずつ行うのです。
問題はその試験会場で、全国で10の会場で行われるのですが、九州においては福岡のみであるため、たった一日の試験のために、わざわざ福岡まで行かなければならないことです。
宅建試験みたいに、鹿児島市内で行われればいいのになあといつも思うところですが、まあ仕方ないことなのでしょう。(S) 
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昨日は、記事のタイトルのせいか、いつも閑散とした当ブログには考えられないほどのアクセスがついてしまいました。おそらく「不動産鑑定士試験」で検索した方が引っかかってしまったのだろうと考えると、何だか申し訳ない気持ちになってしまいました。

まあそれはともかくとして。

そもそも自分が不動産鑑定士を目指して勉強を始めたのには、二つの動機があります。
一つは、純粋に不動産の経済価値を鑑定するというその職業内容に惹かれたことです。
ただの査定とは異なって、不動産がこの現代日本(場合によっては世界)の社会・経済において、どのような経済価値を有するのかということを総合的かつ具体的に判定し、貨幣額で表示するのが、不動産の「鑑定」です。
そこには、高度な知識と判断力が要求され、まさに不動産のスペシャリストであります。
不動産を扱う職業の最高峰として憧れたのも無理からぬことでしょう。

二つ目は、その難関さ故に国家三大資格に数えられるにも関わらず、司法試験や公認会計士と比較して、世間的に知名度が低いというのが、逆に自分の珍しもの好きの心性をくすぐったことです。
只のひねくれ者と言ってしまえばそれまでかもしれませんが。

まあそんなわけで、随分昔から、細々と勉強は続けていたわけです。
しかし、そこは難関資格試験、そう生やさしい姿勢では敵わない試験だったのであります。(S) 
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