たばやんのブログ

鹿児島県の鹿屋市で宅建業を営んでいる者です。 日々の徒然に感じたことなどを書き連ねていきたいと思います。

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読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 [単行本(ソフトカバー)]


基本書は、最低3回読む。第1回目は線を引きながらの通読、第2回目はノートに重要箇所の抜き書き、そして最後に再度通読する。
すでに十分な知識がある分野か、熟読法によって付け焼き刃でも一応の基本知識を持っている分野以外の本を速読しても、得られる成果はほとんどない。
高校レベルの知識に関して自分にどのような欠損があるかを客観的に認識することだ。  
こういった読書法の類の本は結構好きで、気になった著者の本はすぐに手にとって中をあらためてみることにしています。
純粋にハウツー的な技術論を期待していると言うよりは、その著者の本や読書に対する価値観をうかがい知ることが出来るので、大変興味深いのです。

で、今回の本に関して言えば、著者がロシアや東欧に通暁した元外務官僚で、現在はインテリジェンスを専門にした作家であるという経歴に惹かれて購入しました。

※ちなみに、購入したのはキンドル版ですので、上記の引用部分にもページ数は記していません。

「基本書の熟読によって基礎知識を持っていなければ、速読もおぼつかない」という主張は、今まで自分が読んだことのある読書法の本でも指摘されてきているし、自分としても大いに頷ける部分です。

新鮮だと感じたのは、そのような土台となる基礎知識習得のために、高校の教科書や参考書などを活用するのが効率的であると提案していることです。

この本の後半部分は、歴史や政治に関する基礎知識の概説に多く紙幅を費やしています。
著者の主張からは妥当な展開なのかもしれませんが、「読書の技法」というタイトルからは若干逸脱しているような気がしました。(S)
 
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先日、電子書籍デバイスであるkindle paperwhiteを購入しました。

Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite [エレクトロニクス]


いつものごとく、新しいもの好きのミーハーな(死語?)衝動買いです。パソコンやスマホの液晶画面と比べて、目が疲れにくいというE-inkというのは果たしてどのようなものだろうか、と気になりだしたら、もう試してみずにはいられませんでした。

最初は、電子書籍の品揃えを考えて、SONYのreaderにしようかと思ったのですが、2000円高い上に、デザイン的に今一つだったこともあって、結局kindleの方に落ち着きました。

で、本体を注文した後、実際にkindleストアで電子書籍を検索してみたところ、これまた本当に噂通り、書籍のラインナップが乏しいのです。自分の読書範囲で言えば、新書や選書の類は、出版社によっては、全く出していないものもあります。今のところ、三島由紀夫も司馬遼太郎も村上春樹も読めそうにありません。語学の教材は、英語ばかりです。ライトノベルとコミックは異様に充実しています。・・・

以前から気になっていた本も2、3冊あったので、当分は凌げそうですが、このままでは宝の持ち腐れになってしまう。
そう危惧しかけたところ、また別の考えが浮かんできました。
「これは逆に、新たなジャンルの本に出会うチャンスではないか?」
つまり、普通書店では手に取ることのないだろう本でも、これだけ品揃えが乏しいストアにおいてなら、試し読みでもしてみる機会が増えるのではないかと考えたのです。それに、乏しいとは言っても、自分の残りの人生では読み切れないぐらいの品揃えはあるのです。選択肢が狭まったことは、かえって心理的負担が軽減されることにもなるかもしれません。

と色々葛藤しているうちに、kindleが届きました。
まず手に取ってみて、その想像以上の軽さに驚きました。readerより50グラム重いと聞いていたので、手にずっしり来るものだと覚悟していたからです。

そして肝心の画面の方ですが、これがまた本当に紙の上に印字された文字そのままなのです。
早速いくつかの本の試し読みをしてみたのですが、ライトが直接画面を照らしており、目に眩しくありません。外光を反射しないようノングレア加工されているため、明るいところでも文字がくっきり見えます。

これからのkindleでの本格的な読書が楽しみです。(S)
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